都立中高一貫校の受検ブログ

2021年、都立中高一貫校に合格しました。

都立中 中高一貫校の合格に向けてラストスパート!!過去問(金本)を制するものは、受検を制す。

さて、去年の今頃。過去問(金本)というものの存在を知り、そろそろ手をつけないとヤバいのではないかと思いつつも本気でやっていなかった年末に差し掛かりました。

 

現在、無事に中高一貫校に入学した我が子は、期末試験の真っ最中。

今もカフェで向かいに座り、モクモクと代数の問題集を解いております。

 

最近、ようやく努力という言葉を知った我が子。

先ほども、抹茶ラテを飲みながら、

 

「私さ、今までって、努力とかってことをしてこなかったと思うのよ。

だってさ、学校も、エナも、聞いてればわかったし。

勉強しなくても、なんか別にいいっていうか、大丈夫っていうか。

でもさ、●●●中高一貫に入って、それが通じなくなっちゃったことに気がついちゃったのよね。

それでさ、この期末くらいから、徐々に努力というものを覚えちゃったのよ。

スゴくない??」

 

えぇえぇ、スゴいわ。

今さら気が付いたあなたが、スゴいわ。

ママは、もっとずっと何年も前から、努力というものをしたほうがいいと

何度か真面目にあなたに話していた気もするけど。宿題もね。

ようやく自分で気が付くなんて、なんて素晴らしい子なのかしら。

 

なんてことは言わずに、よく気がついたわねぇなんて

一通り褒めちぎると、満足したのか

また代数に取り掛かる我が子。

中高一貫校は、入ってからが大変だという噂は、事実です。

 

 

さてさて、遡ること去年の冬。

エナに通っていれば、全てパーフェクトに過去問も終わらせてくれると思い込んでいたあの頃。

エナの先生や各教室にもよるのでしょうが、

我が子が通うenaでは、確実に、全ての金本をやらせてくれるということはしていませんでした。

 

もちろん、

声かけはしていたでしょう。

 

しかし、

あなたはこの問題を解いて、ここはやっていない。

ここは、できていないから、再度やる。

 

といった、細やかなケアはありません。

それは、親の役目だったようです。

 

少数派だとは思いますが、私のように、

大枚はたいているのだから、全部やってくれて安心安心ありがとう!!

 

という考えは違うということに、

早めに気がついたほうがよいでしょう。

 

さてそこで、

何に注意をしたほうがいいのかと申しますと。

 

まず、通常の授業とは別に、金本を別の時間に取り組むということがあったようです。(各校により取り組みに違いがあります)

 

これを活用すると、なんとありがたいのでしょう。

通常の授業とは別に、土日とかに、金本を解いて答え合わせをして・・・

ということを、してくれていたというのです。

 

しかし、

基本的に行かねばならぬ授業以外はダラダラしていたい子(我が子)は

このようなお知らせプリントすら、その場で丸めてポイ。

 

私(親)の元には届かず、

知らぬところでそのステキな会が終わっていたりするのです。

 

そして、

金本の会に来ていませんね?参加しませんか?

といった直接のお誘いも、私(親)には、ないわけです。

 

職務怠慢じゃないですかね?

とか思いましたけども

 

そもそも、お知らせプリントを渡さない子が想定外なわけで

まぁそこはウチの子は行かないわな。

とも思いますし

 

そういったプリントが届かない傾向にある子は

要注意です。

 

普通いないか。

 

そして、自力で仕方がないので金本を解くことになった我が家は

どのように実行したかを発表します!

 

★我が家の過去問(金本)スケジュール★

 

★第一フェーズ(希望に満ちていたあの頃)

まず、全てを完璧に解くスケジュールを

日付、時間指定でエクセルのプロフェッショナルのワタクシがエクセルでビッシリスケジューリングして大きく引き伸ばして(A1)プリントアウト。

壁に貼り、キメツのネズコシールとその他キャラでやる気アップ!

開始1日でスケジュールに歪みが。

3日目まで様子を見るも、今後は負債しかないと気づく。

できるはずナシ。撃沈。

★第二フェーズ(まだ希望がある頃)

少し、内容を減らす。(解くところを捨てる)

再びエクセルでデカデカ印刷。

ネズコでトッピング。

ムリだった。

★第三フェーズ(少し不安)

似た傾向の中高一貫校をピックアップ。

かなり減らしてスケジューリング。

拡大せずともA4で余裕で収まり印刷。

ネズコシールが切れる。

ムリ。

★第四フェーズ(投げる)

エナの校長に電話。

どうしても、うちの娘が解かねばならぬ過去問を聞く。

A4にデカデカ印刷。

やるべき事がスリム化し、

かなり余裕をもったスケジュールに。

でもムリなのよ。

★第五フェーズ(悟る)

受検する1校のみ(の、一部)をやることにする。

解答用紙を本番と同じサイズで複数印刷。

スケジューリングをやめ、ただのToDoリストに。

 

マイルール(エナの先生に相談し、我が子の傾向も多少加味。)

適性Ⅰの作文に関しては、本番と同じ解答用紙のコピーに、答え(見本)を模写。

ひたすら模写。時間を計る。15分以内で作文を書きあげる。(模写だけど)

適性Ⅱは、大問2を、必ず15分以内で解く。(簡単で必ず解ける問題だから)

時間をキッチリ計り、とにかく大問2をやる。

適性Ⅲは、大問2が簡単なので、大問2をスピーディーに解く。これも時間をキッチリ計る。15分以内。

このルールで、なんとか1周終わる。(過去5年分)

結果、本番までに、3周くらい、受検校のみを、繰り返す。

最後には、(問題も解答も覚えてしまっているので)ほぼ100点で本人満足。

 

 

我が家は、このような流れに落ち着きました。

といっても、受検まで残り1ヵ月の話しですが。

 

そして受検までの土日には、

当日と同じ時間に起床し、同じ時間に、できるだけ同じ環境を想定して

問題を解かせました。

 

そもそも、夏~秋からコツコツとやるのが遅いくらいで

早い子は、すでに何回も解いているらしいです。

 

しかし、

早くから解いて

何回も解いた子のほうが受かる確率が高いのか?

 

というと、

どうなんでしょうね。

 

エナで、

もう金本終わった~と早くから言っていた子は落ちていたし

要はその子に合ったやり方で

無理なくやることが

いいのではないでしょうか。

 

我が子曰く、

あまり早くから金本はやるな。

と止められていたそうです。

 

実際に授業で教材として使うこともあるので、

事前に解いていると、その時にできた気分(実際に解ける)に

なってしまうらしい。

 

我が子のように、

スケジュール管理能力がなく

その日のことをその日のうちに ということが苦手で

一日の勉強時間が短く

不安で不安で たくさん問題を解きたいの という気持ちがなく

土日は休みたい

 

という子には、

無理なスケジュールは全く向きませんし

そもそもコツコツやる時間がない(取らない)ので

 

全ての過去問(金本)をやるということは

到底ムリなのです。

 

でも、大丈夫。

 

受検校の過去問だけやっていても

受かりました。

 

12月になったら、本番まであと少し。

我が子を信じて、我が子に一番適した方法で、サポートできるといいですね。