都立中高一貫校の受検ブログ

2021年、都立中高一貫校に合格しました。

都立中高一貫校を目指す!受検体制に入る前の準備。子育てポリシー?

いつか、都立中中高一貫校を受検する。

そんなことを思ったのは、そんな昔ではありませんでした。

 

では、何を大切にしてきたのか?

 

だから、受かった。

そういうわけではないとは思いますが、「我が家の場合」を、ご紹介します。

 

おおらかで、のびのびと育てているのに、なんで受かるんだろうね。

 

はい、これが言われてコッソリうれしかったお言葉です。(嫌味だったのかもしれませんが)

人様の子より、非常に育てづらい我が子たち。

本当に本当に、大変な時は大変なんです。

本当に。ウソじゃなく。

 

しつこいですね。

はい、私が目指していたのは、のびのびとした子育て。

 

でも、我慢できずにムッキーーーーーー!!!!となることはある。

むしろ、かなりある。いや、ほぼいつも。

でも、なるべく、おおらかでありたい。

なるべく、褒めたい。

できることなら、全て褒めたい。

 

でも、それが許される世の中でないのは百も承知。

公共の場で、それを通すと、「あの親、頭おかしくね?」

と、なってしまうことも、もちろんある。

 

どちらを優先するか。

今でも、日々考えています。

 

 

 

子どもを、子ども扱いしない。

 

一人の人間として、対等でありたいと思っていました。

そんな小さい子に、そんな言い方するのおかしくない?そんなこと言ったって、わかるはずないのに。笑

なんて言われたこともありましたが、私にとっては、私の所有物ではなく、一人の人間として、対等に生きることが普通でした。

 

ニュース等を見て、子どもたちから何かしらの疑問を投げかけられた時は、子ども騙しの答えはせず、「あなたはどう思うか?」を聞いたうえで、一緒に考えます。そして、できる限り正確に、詳しく、知識が足りない時はコッソリトイレで調べて、教えます。いつでも真向勝負です。

 

それだからか、元からの性質か、「これって何?」の質問が非常に多い子どもたちです。

 

 

死ななきゃ、大丈夫。

 

これはですね。実践するのが、非常に難しかったです。

例えば、保育園の帰り道とか、お友達とワーキャーーーってなって、些細なことでケンカになったりするじゃないですか。

 

私は、見てたいんです。

 

子どもが、どういう対応をするのか。

でも、最後まで見てる親って、以外といない。見守るのと、放置って、紙一重なんですよ。放置していない、と思われたいが故に、「一緒に遊ぶのよ。」「貸してあげるのよー」「お友達とは仲良くよー」と先に示し、諍いが起こる前に止める。

 

見てる親が私一人の時、相手のお子さんが派手に転んで、かなりの傷と血がでたことがありました。その子がそこまで興奮する前に、我が子がその子の要求を聞いていれば、防げたでしょう。

 

でも息子は、相手のお子さんを殴ってもいないし、突き飛ばしてもいません。ただ、その子が欲しがっていた「葉っぱ」をあげなかった。そして、その子は、興奮して怒って、息子を追いかけ回して、派手に転んだ。

 

飛んできたお母さまは、大層ご立腹されていました。意地悪しないで、なんで葉っぱを貸してあげるように言わないのかと。こんなに泣いて怒っているのに、なんでそれを見ているのかと。我が子にも、なんでそういうことをするのかと、怒っていました。

 

泣き叫ぶお友達と、自分に怒っているその子の母親を見てボーっとする息子。

 

それを観察する私。

 

私は、息子に向き合うと、

その葉っぱがとても大事であげられないのなら、あげなくてもいい。そこまで大事ではなかったのなら、相手がとても欲しがっているのがわかったのなら、あげてもよかったかもね。でも、あんな形相で追いかけられたら、ママも逃げるわ。

というような話をしました。

 

あれから7年。

そのお母さんを見かけると、今でも、息子はその時の話をします。

 

あの母ちゃん、鬼だったよね。

 

 

とにかく、たくさんの本を!

 

これはまぁ、そのままです。

保育園の時に、年間1000冊読もう!を目標にして、読んだ本を読書ノートに書かせていました。本だけは、子どもが興味を持ったものは、買う。私がよいと思ったものも、買う。とりあえず、本棚にはたくさんの本を。今では、数千冊の蔵書に。そして子どもたちは、かなりの読書好きです。

 

 

よく遊び、よく遊ぶ!

 

これもまぁ、そのままです。春にはお花見、公園へ。夏にはプールと海で釣り、釣った魚を食べる。秋には山へ登り、冬にはスキー、スノボ。畑を耕し、野菜を育てる。長期休暇には、海外へ。

 

体が資本。

 

かなり小さい頃から、水泳と複数の運動をさせていました。一度やったら最後まで!!!なんて強制はせずに、興味を持ったらやらせてみる。興味を失ったら、そこまで。今では、稽古に通い続けて早10年、気が付けばベテランです。

そこらの大人にも、負けません。

 

 

とにかく、たくさんの経験をさせてきたので、経験値だけはかなりのものだと思います。勉強という勉強はしていませんが、「生きる力」は確実にあげてこられたと思っています。受検を乗り切るだけの体力と、精神力、作文で必要な経験(あっ、生きてない)が養えてきたのではないでしょうか。