都立中高一貫校の受検ブログ

2021年、都立中高一貫校に合格しました。

二月の勝者を見て、息子が受検に向いていないと、言ってはダメなのかも?と、思った話し。

今更ながら、二月の勝者を見ました。

 

放送当時は、子どもたちの学校でも流行っていたらしく、

 

あとでまとめて見よう!

 

と思っていたら、いつのまにか本当に2月になってしまいました。

子どもたちと一気見して、色々と思うことがありました。

 

このクソ親父のクソ具合、どこかで見たことあるわね。

とか、

このワード、どこかで聞いたことあるわね。

とか、

もしかして、ママもこんな感じだったの?

とか、

あー、こんな子いたね!

とか。

 

 

なかでも、

私が、息子の受検について考えるキッカケになったこのシーン。

 

なんで、ママは、向いていないって決めつけるの?

 

という、言葉。

 

「人には向き不向きがあるから、向いてないことで苦労させたくない。」

と、志望校の変更を促す母親に対し、

「向いてる向いてないをどうして決めつけるの?いつになったら自分のやりたいことを自分で決められるの?自分のための受験がしたい。」

と、涙ながらに訴える息子。

 

あっ、これ、私、言ってたわ。

 

と、思いました。

そしてすぐに、私も何気なく(というか、むしろ本気で)思っていたことを言うことによって、こんなにも息子を傷つけていたのだろうか?と。

 

実際に私がよく言っていることは、

あなたが目指したいと言っている学校は、とにかく課題が多い。

自宅学習をするのが、当たり前の学校なの。

だから、自宅学習の習慣もなくて、毎日学校の宿題も全くしない あなたには、全く向いていない 学校だと思う。

 

ということ。

 

そして、

暇さえあればゲーム。

隙をみてはゲーム。

youtubeでもゲームの勉強。

ゲームPCを買うために貯金。

誕生日プレゼントはゲーム。

クリスマスプレゼントもゲーム。

サンタさんにもゲーム。

 

そんなゲーム脳の我が息子。

 

「受検して受かったところで、学校生活を送るのは難しいと思う。中学にあがった途端、ゲームをしなくなって、急に家で課題をやるようになるのかしら?

ママは、課題をサポートするつもりは全くないわ。

自分で、本当に、やる覚悟があるの?できないなら、始める前に、やめてほしいのよ。だって、何百万って金と、ママの時間と労力を使うから、本気でない子のサポートはしたくないわ。」

 

そんな話を、幾度となく息子としてきました。

 

あらやだ。

金のことを言うわ、否定するわ、最低・・・

 

 

しかしその度に息子は、

 

絶対に受検する。

受検させてください。

●●中(姉と同じ中高一貫)に行きたいんだ。

塾に行かせてください。

お願いします。

 

と・・・・

 

もちろん、

彼が本気で頑張るというのなら、親として全力でサポートして応援したい。挑戦してダメだったとしても、受検に向かって取り組んだことは、何一つ無駄にはならないことも、わかってる。

 

問題は、受かったあと。

やっぱり課題も自宅学習もしなかったら?しないと思うけど。(←しつこい)

・・・その時考えよう。

 

 

でも、息子を傷つけていたとしても、これからも傷つけてしまうとしても、やはり思ってしまう。

 

だって、向いてないものは、向いてないと思う。

 

毒親かな。

って、受かる前提の話し。笑