都立中中高一貫校を受検する(通知表の評価、対策はどうする?)
さて、受検するにあたり、一番簡単なはずなのにやっかいだったのが、「通知表」でした。学校のテストはいつも100点なのに、通知表は、それほどよくなかったんです。娘は問題児というわけではなく、どちらかと言えば優等生タイプ。でも目立つ優等生ではなく、コッソリ優等生。(そんなんあるのか)
そして、エナから通知表も良くしておくように言われ、娘と話し合ったのが、5年の2学期。
受検をするのならば、通知表を全部「大変よい」にしておいたほうが後々いいと思われます。なぜ、自分が、通知表が満点ではないのか、わかりますか?と。
娘に足りないのは、恐らく、授業中の発言(手を挙げる)ではないか?と思われました。娘の話を聞いた感じでは、それくらいしか思い当たらなかったからです。
しかし、それを実践しても、各段に通知表がよくなることはありませんでした。仕方がないので、担任の先生に具体的に聞いてみました。
中高一貫校を受検します。通知表を全てよいにしたいので、具体的に娘が直すべき所を教えて下さい、と。
すると、実は忘れ物(提出物)が多いことがわかりました。娘は、それにすら気がついていませんでした。あれ~。いつも出していると思ってたんだけどな~。ウフフ~。
ウフフじゃねぇーよ!!なんて突っ込んでるヒマはありません。そうね。それじゃぁ、まず提出物に気をつけてみようね。と、娘に伝えました。
それだけではなく、授業に積極的に参加する態度も、娘には足りていないようでした。
具体的には、班やグループで活動するときに、積極的に参加しているか、ということです。娘は、人を押しのけて前に出るタイプではありません。言われればやるけど、言われなければ、やりません。それも、積極的に参加するよう促しました。
さらに、テストでも問題があることがわかりました。
いつも100点ではあるのですが、一番最後に小さくある、「考えてみよう!」とかの二行くらいあるやつ。あれが、いつも書いてないというのです。
確かに、書いていない気がしてきました。でも、「時間があったらやってみよう!」とか、「正しい漢字はどっちかな?迷路」とか、「どんなことを頑張ったかな?」という程度だったので、たいして気にも留めず、オマケなのかと思っていました。娘もそういう認識で、やっていないと言っていましたが、あれが評価に関係していたのです。
次回からは、ここも書いてね。と伝えると、了解です!っとビシっと敬礼を決めてきました。本当に素直でかわいい娘です。
さてさて、なんだかんだで対策しつつも、結局のところ、評価が全て良いで安定したのは、6年生になってからでした。
娘曰く、5年の3学期は、私、完璧だったのよ。
とはいっても、急激に評価があがることはないようです。
さて、「報告書」を作成するときに、担任の先生がいい感じに変更することはできません。担任の先生のほかに、別の先生もチェックすることになっているからです。
報告書を受け取る時に、先生に尋ねました。「報告書の点数って、教えてもらえるんですか?」と。すると、「規定通りに通知表を点数化するだけなので、通知表そのままですよ。」(ニコっ)
それが面倒臭いから聞いてるんじゃーという心のブラックを抑えつつ、エクセルに通知表を入力して、点数化してみることにしました。
すると驚くことに、5年時の図工、音楽、体育、国語が「よい」(通知表の真ん中)であったことが判明!グハっっ。図工では展覧会に代表で出品され、国語の書道も代表で張り出され、水泳はリレーのアンカー、華麗なるバタフライ(なんでバタフライ?)でフィニッシュ、音楽も演奏会でソロパートを担う程の腕前だったのに!!どんだけ影薄いんだ、娘!!!
なんとな~く、雰囲気で、勝手に「大変よい」(通知表の左)だと思い込んでいた私。(と娘)
落としていても、「よい」がひとつくらいだと、勝手に思い込んでいました。実際に計算することは大切です。
人の記憶はあてにならず。うふふ。