都立中高一貫校の受検ブログ

2021年、都立中高一貫校に合格しました。

エナの中高一貫、都立中入試結果発表報告会(保護者会)で語られること。エナ生ってそんなに偉いのか?

遡ること数年前。

中学受検しようかな?都立中の中高一貫なら、とりあえずenaに入ればいいのよね?と思ったときに初めて参加したエナの保護者会。たしか、3月前後に毎年行われているもので、その年の入試結果の報告会を兼ねています。

 

2021年3月。我が家はかれこれ参加4年目になります。やはり最新のデータは知りたいところ。

 

さてさて、毎年言われるお決まりワード。

ポイントは「力不足」と「リベンジ」、「エナ生」。もう次に何を言うかわかってきました。今年は(も)教室の受検結果は、半数どころか7割以上は不合格。

 

「残念ながら、中高一貫に合格させることができなかった子たち。本当に私の責任です。力不足でした。申し訳なく思っています。~・・・高校ではリベンジを~・・・」

 

毎年思うんです。

力不足の原因は?根本的な解決策は考えた?対策はしたの?申し訳ないじゃぁシャレになんないんだけど。

 

問題は、

本当に、力の限り、毎年の力不足を解消すべく、教師(教室)一丸となって、子どもたちを合格させようとしていたのか?

ということです。

 

これは、教室のカラー(校長の質)によります。

我が子たちが通う教室は、残念ながらとってもアレでした。

 

6年の途中で、同じくエナの、別の教室に移動した子もいました。

Yちゃんのお母さま、ナイス判断です。

 

我が子にも相談しましたが、

家から近いのがいい。

ということで、我が家は移動はしませんでしたが、先生の質って、とっても大事だと思います。

 

小6の夏、夏季講習で出会った他校舎の先生がいたのですが、とてもいい先生だったようで、「先生のために、いい点とる。」と、子どもが言ったことがありました。

え?人のために頑張るの!?他人に無関心な我が子が!?と、衝撃を受けました。

実際、その先生に、先生のおかげでよい点が取れたと伝えたいがために、素晴らしい成績をとりました。と言っても、自宅学習はほぼしない子なので、授業中の集中力が凄まじかったのだと思います。

所詮、子ども(小学生)なので、やる気になれば、気合でどうにかなっちゃったりもします。眠かった、お腹が空いてたから、やる気が出なかった、で、模試の点数も悪かったり。要は、子どもが信頼できる師と出会えるか、ということです。

 

戻って保護者会での入試報告について。

例年通りの問題か、そうでないか、傾向は~で、この問題は○○でした、などが報告されます。

 

「特に大問??の??については、エナ生ならば5年の春季期講習の??ページでも行い、また大問??の??については、パースペクティブ4年下の??ページにも同じような問題があり、??は演習でも同じ傾向の問題を解いていますので、エナ生にとっては非常に有利であり、エナ生ならば得点できたところでもあります。」

 

などなど。

 

そう。

毎年、エナ生ならば得点できる問題が多いということが、語られます。なんてことでしょう。さすが都立中のエナ!!!

 

ようやくその対象となった我が子に、尋ねます。

エナ生ならば得点できる問題、ほら、春期講習とか、パースペクテイブに載ってたやつよ!どうだった?得点できた?もちろん完璧よね!?

 

・・・・

・・・・・・・・・

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なにが???

 

はい、そうです。

たいして記憶に残っていない子、復習をしていない子、解いたら解きっぱなしの子、パースペクティブが綺麗に保存されたままの子には、エナ生の利点が何もありません。

やった記憶すらあるようなないような。

 

本当に全てのエナ生、そこ得点できてんの??

そもそも、うちの子パースペクティブ解いてるの見たことないわ。

塾でもほぼやってないって言うし。

 

でも、その素晴らしいプレゼンを聞いてだまされたお母様方は、みなさまその場で春期講習のお申込みをするのです。

 

振り返ると、

私って、エナ嫌いですよね。笑

いや、嫌いというわけではないんですけど。

ただ、信用していなかったというだけです。

 

でも、下の子も、たぶんエナに通います。

だって、近いから。